太る原因
痩せるためには運動をするのが一番良いというのが一般的な認識であると思います。逆に考えれば、運動不足が太る原因として大きなものであるということになるでしょう。
しかし、運動不足が太る原因であるとは限らないのです。それよりも、太る原因は基礎代謝に深い関係があるのです。基礎代謝とは人間が生きていくための基本的なエネルギー量のことを表しています。
人間は、歳を取っていくに従って少ないエネルギー量で生きていくことが出来るようになります。ですから、歳を取っていくに従って、基礎代謝も徐々に低下していくことになるのです。
ところが、基礎代謝が低下しているにも関わらず、相変わらず若い頃と同じような食事の量を摂っていれば、余計なカロリーを摂取することになるのです。これが太る原因の最たるものなのです。
したがって、歳を取っていくにつれて食事の量も減っていくのが自然な形であるわけなのです。太る原因には遺伝も関係しているようです。
子どもに影響を及ぼす遺伝は父親よりも母親の方が強いようです。子どもが成長する過程では、基本的には母親に作ってもらった食事を食べることになるので、食事の量や食べ方、食品の種類などはその母親にかなりの影響を受けることになるわけです。
近年では肥満体型の子どもも多く見受けられますが、太りやすくなる人は子どもの時に受けた母親の影響というものをかなり受けているのだと思われます。